ニッセイ日経225インデックスファンドに長期積立投資 毎月10,000円積立投資していたらどうなっていたのか
ニッセイ日経225インデックスファンド(設定日:2004.01.28)に積立投資を行うと,貯金する場合よりも資産を大きくできたことがわかりました.
もし2004年2月から毎月10,000円投資できれば,2019年2月には評価額が約320万円となり,毎月10,000円貯金するよりも約1.8倍大きくできることがわかりました.
投資条件
2004年2月から2019年2月,2010年1月から2019年2月,2010年1月から2019年2月までそれぞれ毎月10,000円積立投資をした場合,評価額はいくらになるのか,過去の基準価額を元に計算しました.
投資するタイミングは毎月最初の取引日とします.
計算結果
設定日の翌月(2004年2月)から2019年2月まで,毎月10,000円を投資した場合
表1と図1に2004年2月から2019年2月まで,毎年10,000円を投資した場合の評価額の計算結果を示します.2019年2月には3,229,421円となります.もし毎月3万円投資できれば,2019年2月には約960万円分の価値になると考えられます.
2004年2月から毎月10,000円を貯金した場合は1,810,000円貯まりますので,貯金するより投資した方が約1.8倍資産を大きくできることがわかります.
表1 2004年2月から2019年2月まで,毎月10,000円を投資した場合(一部抜粋)
図1 2004年2月から2019年2月まで,毎月10,000円を投資と貯金をした場合の比較
2010年1月から2019年2月まで,毎月10,000円を投資した場合
図2に2010年1月から2019年2月まで,毎年10,000円を投資した場合の評価額の計算結果を示します.2019年2月には1,820,159円となります.
2010年1月から毎月10,000円を貯金した場合は,1,100,000円貯まりますので,貯金するより投資した方が約1.65倍資産を大きくできることがわかります.
図2 2010年1月から2019年2月まで,毎月10,000円を投資と貯金をした場合の比較
2015年1月から2019年2月まで,毎月10,000円を投資した場合
図3に2015年1月から2019年2月まで,毎年10,000円を投資した場合の評価額の計算結果を示します.2019年2月には552,971円となります.
2015年1月から毎月10,000円を貯金した場合は,500,000円貯まりますので,貯金するより投資した方が約1.1倍資産を大きくできることがわかります.
図3 2015年1月から2019年2月まで,毎月10,000円を投資と貯金をした場合の比較
計算結果を1つのグラフにまとめてみる
図4に各期間の計算結果をまとめて示します.2004年2月から積立投資を行った場合が,評価額が一番大きくなることがわかりました.
また,長期間積立投資を行えば行うほど評価額と貯金額の差は広がっていく傾向にあることがわかりました.
さらに,2004年2月から貯金する場合と2010年1月から積立投資をする場合では,どちらも約180万円となり,資産の評価額に大差ないことがわかりました.早期に貯金を始めるよりも,早期に積立投資を行った方が有利だと考えられます.
図4 計算結果まとめ
まとめ
早期に投資を始めると保有資産を大きくできることがわかりました.
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