【実際にやってみた】2日で15件の不動産会社に客付け依頼を行いました.
概要
保有物件の入居者を募集するために,15件の不動産会社に客付けをお願いしました.
その結果,2021年4月12日から4月29日(約3週間)で4件の空室問い合わせがありました.
また,入居申し込みも4月29日にありましたので,約3週間で客付けに成功することができました.
この記事では,賃貸用戸建物件の入居者募集方法について,私が行ったことを記述します.
【準備】チラシ作り
不動産会社に営業に行く前に,パワーポイントで物件に関する資料を作りました.
物件内の写真と間取り図を掲載し,物件概要として賃貸条件・建物概要・設備・ペット・保証会社・駐車場・傾き有無・オーナー名(自分の名前)と電話番号・今後のリフォーム予定,入居者が決まらなかった場合の家賃引き下げタイミング等を記述しました.
賃料についてはSUUMOに掲載されている周辺の戸建募集情報を参考に決定しました.
このチラシがあると,賃貸募集依頼を不動産会社に依頼するときに非常に便利です.口頭で説明せずに物件や条件を理解してもらえます.
↑チラシの作成例.不動産会社に説明する際に便利です.
チラシは10分不動産・みわ様の無料動画を参考に作成しています.(チラシ作成について詳しく学びたい場合は,「10分不動産LINE@」に登録する必要があります.)
不動産仲介会社を複数訪問
不動産仲介会社を複数訪問
1日目
4月10日,専任媒介契約期間が切れ,他業者と自由に一般媒介契約を結べるようになったので,複数の不動産会社を訪問することにしました.私は,3月までは物件の近くに住んでいたのですが,4月から転勤により遠方に住むことになりました.そのため,公共交通機関で午前中に移動し,午後から不動産会社を訪問することにしました.
最初に大きなターミナルにある不動産会社に行き,チラシを配布しました.
以下のようなセリフをよく使いました.
「私は〜町の戸建オーナーなのですが,入居者募集(もしくは客付け)をしてくれませんか.詳細はこのチラシに載せています.」
この不動産会社は私の物件から距離が離れてはいましたが,チラシを受け取ってくれました.
次に物件付近にあるターミナル付近の不動産会社を複数訪問し,チラシを配りました.
最後に,最寄駅付近の不動産会社を訪問しました.
不動産会社訪問中に,チラシに短期解約の条項がないとの指摘を複数受けました.条項を設けないと,短期解約された際に,広告料ADを回収できず,トラブルになるとのことでした.そこで,モスバーガーに行ってアイスコーヒーを注文し,持参したパソコンでチラシを編集,「半年未満での解約:違約金 家賃2ヶ月分,一年未満の解約:違約金 家賃1ヶ月分」と追記し,セブンイレブンで印刷しました.
センチュリー21を2店舗訪問したのですが,2店舗を訪問した頃には,既にグループ内でメールによって私の物件情報が拡散されており,「既に伺っておりますよ!」と言われました.
また,既に私の物件を内覧したことがある業者も複数いました.しかし,私の物件を知らない業者も多く,徹底的に周知しようと思いました.
多くの業者が物件のガレージの高さが低く,駐車できない点を欠点に挙げました.
駐車場の欠点以外については,業者の反応は良好で,家賃は安く設定されていますね!と言う業者が多かったです.
面談はどの会社も約5分で終了しました.
各不動産業者には,入居者が決まらない場合は段階的に家賃を下げると伝えました.
その日は保有物件に宿泊しました.畳の上で寝たのですが,硬く,よく眠れませんでした.試しに風呂に入ってみました.気持ちよかったです.給湯器もきちんと動作しました.
1日目に訪問した店舗
ピタットハウス(所在地は大きなターミナル駅の近く.私の物件からは離れているため,とりあえずチラシだけは受け取ると言われました.)
センチュリー21(後日,物件の写真撮影をしてくれました.情報を他店舗にもすぐに流してくれました.物件情報をスーモに掲載してくれました.)
地元不動産会社(チラシ渡したあと,すぐに面談は終了しました.)
ミニミニFC(面談を少して終了しました.)
ピタットハウス(面談を少して終了しました.)
大手不動産会社(私が物件を取得する以前に物件に行ったことがある方が担当してくれました.後日,物件の写真撮影をしてくれました.物件情報をスーモにも掲載してくれました.)
地元不動産会社(ここで短期契約解除の違約金について教えてもらいました.)
センチュリー21(私が訪問した時には,私の保有物件情報は他店舗から受け取っている状態でした.)
CHINTAI FC(物件が売りに出された時に内見したことがある人が担当してくれました.)
2日目
4月11日も不動産会社を訪問し,一般媒介契約で入居者募集をお願いしました.
途中まではUSBメモリーで写真データを渡していたのですが,コンピューターウィルスが心配なので,途中からチラシのみ配布に切り替えました.
エイブルを訪問した際,賃貸借媒介契約書と特別依頼広告申込書に住所と氏名を書いて押印してほしいと言われたため,帰宅後に郵送することにしました.
また,私が専任媒介をお願いしていた店舗はエイブルだったのですが,この店舗には私の物件情報は来ていないようでした.話を聞くと,専任媒介契約をした会社はフランチャイズ店で,この日に訪問した店舗は直営店のため,情報が来ていなかったようでした.
4月10日に訪問した会社が翌日11日には,早速広告をインターネットに掲載してくれました.さらに,10日に入居者募集をお願いした別の不動産会社が,早速11日に物件を訪問してくれました. 物件の前でたまたま居合わせたので,室内を案内しました.
全部で15件の不動産会社を訪問し,帰宅しました.
2日目に訪問した店舗
地元不動産会社(面談を少して終了しました.)
地元不動産会社(詳しく話を聞いてくれる.後日物件の写真撮影をしてくれました.)
地元不動産会社(面談を少して終了しました.)
エイブル(直営店でした.後日物件の写真撮影をしてくれました.)
アパマンショップ(面談を少して終了しました.)
地元不動産会社(後日物件の写真撮影をしてくれました.物件情報をスーモに掲載してくれました.)
不動産会社訪問後の動向
不動産会社からの物件写真撮影の連絡
4月12日,午前・午後に1社ずつ不動産会社から電話があり,これから物件内に入るとの連絡を受けました.
入居者募集にたくさんの人達が協力してくれて嬉しかったです.
直営とのエイブル賃貸借媒介契約書と特別依頼広告申込書の作成
4月12日,エイブル賃貸借媒介契約書と特別依頼広告申込書に住所,氏名,電話番号を記入し,郵送する準備を行いました.4月13日に発送しました.
空室の問い合わせ
4月17日,センチュリー21の店舗から「物件はまだ空室ですか?」と電話問い合わせがあり,「はい!,空室です!」と答えました.
空室の問い合わせ
4月20日,エイブルFCの店舗から「物件はまだ空室ですか?」と電話問い合わせがあり,「はい!,空室です!」と答えました.さらに家賃を5,000円まで値引き可能であることも伝えました.
空室の問い合わせ
4月23日,不動産会社から空室の物件問い合わせがありました.まだ問い合わせ段階で,内見があるかどうかはわからないとのことでした.
家賃引き下げ
4月27日,入居募集依頼をかけている不動産会社に家賃を6,000円引き下げることをメールで一斉に伝えました.
数時間後にはインターネット上の保有物件情報にある家賃が変更されました.
インターネット上の物件情報が間違っている
4月27日,SUUMOに掲載されている保有物件情報の広さが間違っていることに気づきました.
不動産会社に修正依頼をメールでお願いしました.
https://twitter.com/takotsubo7/status/1387009322526285824
入居申し込みが連絡される
4月29日,入居申し込みがあったことが不動産会社から連絡されました.入居者との契約書の書式,火災保険,保証会社の指定はあるか質問され,初めてのため御社がよく使うものを使用したいですと答えました.
空室問い合わせ
4月29日,入居申し込み連絡の後,別の不動産会社から空室の問い合わせがありました.現在入居申し込みが1件あり,御社の案件は2番手になる可能性がありますと伝えました.
まとめ
二日間で15件の不動産会社に客付けをお願いしました.
その結果,4月12日から4月29日(約3週間)で4件の空室問い合わせがありました.
また,入居申し込みも4月29日にありましたので,約3週間で客付けに成功することができました.
この記事が読者の役に立つことがあれば幸いです.
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