投資家は宇宙開発でリターンを期待できるのか




投資家は宇宙開発でリターンを期待できるのか

宇宙開発をすることは,私の子供のころからの夢です.

自分でロケットを作って,自分で乗って宇宙へ行ってみたいと考えていました.

しかし,多くの人たちは,宇宙開発なんかして何になるのかと感じると思います.

宇宙開発に意味を感じなければ,株式を公開して資金を集めようとしても,もしかしたらたくさん集まらないかもしれません.

今回は宇宙開発を技術的な視点から考えるのではなく,個人投資家の視点から見て,どんなビジネスが成り立ち,配当金は安定してもらえるのか想像してみます.

高配当が期待できる2っのビジネスモデル

儲かりそうなビジネスについて,私は下記の二つしか思いつきませんでした.

1,小惑星からの資源採掘事業

最初に思いついたのは小惑星からの資源採掘事業です.

調べてみると,この構想は19世紀末には考えられていたそうです.

探査機「はやぶさ」の様に宇宙機を小惑星に近付け,小惑星を砕いて資源(水,ニッケル,コバルト,鉄,プラチナなど)を採掘する事業です.

小惑星には貴重な資源が含まれていることが,研究調査でわかっています.

小惑星1つに2~3兆ドルの資源が眠っている可能性があると指摘されています.

もし出資をして儲けることができれば,再投資をして別の小惑星に行って採掘し,利益を積み上げていくことができると思います.

地球近くの小惑星は,少なくとも300万個はあると想像されており,これらの小惑星を採掘して利益を積み重ねて行くことができれば,連続増配も可能になると思います.

また,軌道がわかっている小惑星は約80万個あり,地球と衝突しそうな小惑星から採掘を始めれば,資源が得られ,隕石落下による災害も防げると思います.

2,宇宙太陽光発電

宇宙空間に太陽電池(ソーラーパネル)とマイクロ波送電アンテナを配置し,太陽光発電で発電した電気をマイクロ波に変換して地球上に設置した受電アンテナへ送電し,エネルギーとして用いる1960年代から考えられてきた構想です.

特徴としては,地上の再生可能エネルギーと比べ,昼夜,天気の影響を受けにくく,エネルギー源として安定していること,強い太陽光(地上の約1.4倍)を利用できること,化石燃料に頼らない社会を構築可能なことが挙げられます.

この構想が実現すれば,「タカラレーベン・インフラ投資法人 」,「カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人」のようなインフラファンドが登場して,高配当が得られるかもしれません.

もう少し宇宙ビジネスについて勉強しなくてはいけない

宇宙開発事業を起こそうと考えているのですが,儲かりそうな事業は2っしか思いつきませんでした.

もっと頭を使って,何ができるか考えていきたいと思います.

 

参考文献

宇宙資源の開発に挑む――やがて枯渇する資源を,宇宙に求める時代に備えて,https://www.mugendai-web.jp/archives/9608,2019年5月4日閲覧

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